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千葉 敦也; 石井 保行; 田島 訓
JAERI-Review 2003-033, TIARA Annual Report 2002, p.327 - 329, 2003/11
本装置は何段にも孔の開いた多孔型スリットとシンチレータシート及びCCDカメラから構成されている。シンチレータシートにスリットを通過したイオンビームを照射し、縞状に発光した像をカメラで計算機に取り込み、その画像データを解析してエミッタンスを算出する。シンチレータシートと発光体は一体となり、ビーム軸方向にスライドする機構になっており、複数の位置で発光像を取り込むことで測定精度を増している。測定時間は20秒程度であるため、わずかな時間で変動するビームにも対応している。さらに、システムが単純で規模が小さいため手軽にエミッタンスの測定が望める。
柴田 俊夫*; 春名 匠*; 藤本 慎司*; Zhang, S.*
JAERI-Tech 2000-061, 38 Pages, 2000/09
原子炉高温高圧水環境におけるステンレス鋼の水化学因子による応力腐食割れ抑制の一般的法則の確立を目的として、高温高圧水環境対応型CCDカメラ付き低ひずみ速度応力腐食割れ試験装置を開発し、この装置を用いて鋭敏化304ステンレス鋼の応力腐食割れに及ぼす温度及びSO,BOの影響を検討した。その結果、SOを含む水溶液中では、100から250まで温度を上昇させるとき裂発生時間が減少するが、150においてき裂発生頻度が最大値を示すことを見いだした。一方、BOを含む水溶液中では、100から250にいずれの温度においてもゲージ部にき裂が発生せず、BOはき裂の発生を抑制することが明らかになった。この応力腐食割れ発生に及ぼすアニオンの影響は、硬い柔らかい酸塩基則から得られるアニオンの硬さで整理できることが示唆される。
大場 弘則; 柴田 猛順
JAERI-Research 2000-032, 17 Pages, 2000/08
電子ビーム加熱で生成した原子ビームは変動する。原子法レーザー同位体分離や原子衝突実験に原子ビームを用いる時、原子ビーム密度はできるだけ安定していることが望ましい。原子ビーム変動の要因を調べるため、CCDカメラを用いた三角測量法で、ガドリニウム,セリウム及び銅蒸発面のくぼみ深さを測定した。蒸気圧と液面の静水圧との釣り合いから推定したくぼみ深さは測定値と一致した。また、3~4mmのくぼみが形成されると、原子ビームの周期的な変動が始まることがわかった。
松林 政仁; 海老谷 益志*
KURRI-KR-27, p.9 - 15, 1999/02
中性子ラジオグラフィの電子撮像法では一般的に蛍光コンバータと超高感度を有するテレビカメラが組み合わされ使用されている。このうち蛍光コンバータとしてはNuclear Enterprise社のNE426に代表されるLiF:ZrS(Ag)タイプの物が世界的に広く使用されており、日本では化成オプトニクス社が同種のNRコンバータを市販している。JRR-3M中性子ラジオグラフィ装置ではNRコンバータを使用しており、これまでの実績から中性子照射によるものと思われる発光輝度の低下が確認されていた。今回GdOS(Tb)タイプの蛍光コンバータを含めて中性子照射による発光スペクトルの測定を行い、3種の使用実績の異なるNRコンバータの発光スペクトルについて比較した結果、中性子照射による発光輝度の低下は主に発光スペクトルの形状が変わったことに起因することが明らかとなった。
大場 弘則; 柴田 猛順
JAERI-Research 98-069, 20 Pages, 1998/11
電子ビーム加熱時のるつぼ内の表面温度分布を知ることは、原子レーザー法ウラン濃縮技術での蒸発過程を把握するうえで重要である。ウラン蒸発時のるつぼ内の表面温度分布を測定した。蒸発面を650nmの狭帯域透過フィルターを通してモノクロCCDカメラで撮像録画し、画像信号を画像処理装置に接続して分光輝度分布を表示させた。温度の絶対値はウラン凝固点または参照光源を基準に求めた。電子ビーム入力の増加に伴い最高温度は3000Kを越えること、飽和の傾向を示すことがわかった。また、測定温度は測定した蒸着速度をウラン飽和蒸気圧のデータを用いて推定した表面温度とほぼ一致することが確認できた。
松林 政仁
電気学会論文誌,A, 117-A(3), p.227 - 232, 1997/00
中性子ラジオグラフィの基礎に簡単に触れた上で、最新の開発研究及び応用の状況についてJRR-3M中性子ラジオグラフィ装置で行われている研究を中心として概説した。この中ではJRR-3M中性子ラジオグラフィ装置の概要を説明し、装置高度化として進めている開発研究のうち高解像度化及び高時間分解能化のための開発研究を取り上げ、解説を加えた。さらに応用研究の例として熱流動現象等の可視化、電気化学分野、農学関係及び古文化財への応用について具体例を挙げて解説した。
小原 建治郎; 角舘 聡; 岡 潔; 中平 昌隆; 伊藤 彰*; 森田 洋右; 木村 正信*; 佐々木 奈美*; 荻野 修司*; 坂田 重義*; et al.
Proc. of 1997 RADECS Conf. Data Workshop (RADECS 97), 0, p.69 - 74, 1997/00
核融合実験炉(ITER)の炉内・炉外観察装置への適用を目的に耐放射線性CCDカメラの開発を進めている。第1段階の照射試験の結果では、標準型カメラの耐放性は約2kGyで、レンズの透過率減少とカメラヘッドの電気的特性の劣化が確認された。これらの結果を基に、第2段階では耐放性を高めるための方策として、(1)耐放性レンズ (2)電気的特性の劣化を補償するための機能(感度アップ、黒基準レベルと波形補正)をカメラヘッドをカメラコントロールユニットに取り付けた。本カメラは、現在高崎研の照射施設でガンマ線照射中であり、その効果の一部が確認されている。本会議では、これらの結果について報告する。
大場 弘則; 柴田 猛順
真空, 40(3), p.296 - 299, 1997/00
電子ビーム加熱による金属蒸気生成において、熱効率向上のために多孔質ダングステンに銅を含浸させ、その蒸発特性を調べた。液体銅からの蒸発と比較するために、蒸発面温度分布を測定した。多孔質体に電子ビームを照射すると、多孔質表面には周囲の液体銅が多孔質体空隙を通して供給され、そこから銅が蒸発する。表面温度は単色フィルタとCCDカメラを用いて画像処理を施して求めた。多孔質体を用いた場合、液体金属対流の影響はほとんど無く熱損失は非常に小さい。このため多孔質体は高温に保たれ少ない投入電力にも関わらず最高温度は液体銅のそれよりも数100Kも高くなり、大量の蒸気生成を可能にした。
池田 耕*; 岡本 孝司*; 加藤 文武*; 清水 勲*; 文沢 元雄
可視化情報学会誌, 16(Suppl.1), p.15 - 18, 1996/07
核熱利用機器の配管破断時に生ずる密度差流れを解明するための基礎的研究として、光導電プラスチックを用いた実時間ホログラムにより矩形ノズル内外の過渡3次元密度分布を計測した。この手法により、初期状態のノズル壁の影響を排除した流体のみの密度分布を得ることができ、2方向のホログラムを2台のCCDカメラで同時撮影することにより、3次元測定が可能となった。この測定手法を密度差置換流及び浮力噴流に適用し、ホログラムの記録ができた。
大場 弘則; 柴田 猛順
Japanese Journal of Applied Physics, 34(8A), p.4253 - 4257, 1995/08
被引用回数:5 パーセンタイル:32.06(Physics, Applied)電子ビーム加熱で銅を蒸発させたときの表面温度分布をCCDカメラを用いて測定した。蒸発面を狭帯域フィルター、ミラーを通してCCDカメラで撮像し、画像処理を行って表面からの分光放射輝度を求めた。温度分布は放射輝度分布からプランクの式を用いて算出した。電子ビーム入力4.5kWの時、最高温度は204020Kに達していた。最高温度の電子ビーム入力依存性では、入力増加にともなって表面温度が飽和する傾向を示した。水晶振動子膜厚計で測定した蒸着速度と銅の飽和蒸気圧データを用いて表面温度を推定したところ、測定値とほぼ一致することがわかった。
大場 弘則; 柴田 猛順
日本機械学会熱工学講演会講演論文集, 0, p.202 - 204, 1995/00
電子ビーム照射による金属蒸気生成において、熱効率向上のために多孔質高融点金属に銅を含浸させ、その蒸発特性を調べた。液体銅からの蒸発と比較するために、蒸発面温度分布を測定した。計測は単色フィルターとCCDカメラで蒸発面を撮像し、画像処理を施して行った。多孔質体を用いると、少ない投入電力で表面温度を高くでき、大量に蒸発できることがわかった。また、るつぼ内の熱収支を考察することで熱効率の向上が説明できた。
大場 弘則; 柴田 猛順
JAERI-M 93-243, 17 Pages, 1993/12
電子ビーム加熱で銅を蒸発させた時の蒸発面温度分布測定をCCD(電荷結合素子)カメラを用いて試みた。蒸発面を5625nmの単色フィルターを通してCCDカメラで撮影録画し、画像処理を行って表面からの放射強度分布を測定した。温度分布を放射強度分布からプランクの式を用いて算出した。電子ビーム入力が4.5kWの時、最高温度は2040Kに達し、中心からるつぼ半径方向に向かうにしたがって急激に低下し、るつぼ壁面付近では融点に近くなっていることがわかった。また、温度分布から飽和蒸気圧のデータを用いて蒸発速度分布を算出し、水晶振動子膜厚計位置での蒸着速度を推定したところ実測値とほぼ一致した。
椎名 富雄; 山内 俊彦; 藤沢 恒志; 塙 修*; D.Dimock*; 高橋 明*; 猪俣 新次
JAERI-M 91-030, 17 Pages, 1991/03
日米協力で開発中のJFT-2M用TVTS装置に必要な6個のサブシステムの内のJFT-2Mトカマク装置側に必要な真空部品サブシステムを開発・製作した。真空部品サブシステムは上下フランジ、横フランジ、ビューイングダンプ及びコンパクト化したビームダンパ等で構成され、米国(プリンストン大学プラズマ物理研究所)で開発する光学系サブシステムに整合しているばかりでなく、現在使用中の13点トムソン散乱システムにも適合する様に設計されている。又新しく考案、開発したレーザーアウイメント用フィードバックシステムについて説明する。